世界の結婚式は個性豊か!【宗教別】

NHKによる2018年の調査によると、日本において宗教を信仰している人の割合は人口に対して36%でした(冠婚葬祭の時だけでなく、普段から信仰している宗教)。数字だけ聞くと案外多い感じもしますが、アメリカの88%とは大違いですね。

人口の約半数以上が宗教を信仰していない日本では、神前式、人前式、キリスト教風チャペル式など、いろいろな結婚式がありますよね。そこで、今回は世界の宗教別の結婚式を調べてみました!

【仏教】

世界中に約4億人の信者をもつ仏教は、分布範囲が広く、また、結婚式を「行うべき儀式の一つ」とみなしていません。これは、仏教が婚姻というものをあくまでも個人の選択であり宗教上の義務とみていないからです。そのため、結婚式のスタイルは、信者の出身国の文化や風習になぞり行う傾向があります。例えば、インドではバークという金襴を使用したドレスを着ますが、日本では和装、タイ王国ではウェディングドレスを着る花嫁さんもいます。ちなみに、かの有名な米アップル社の共同設立者である故スティーブ・ジョブスさんも若い頃より仏教徒であり日本にて仏前式を行いました。

【キリスト教】

キリスト教は世界で一番信仰されている宗教で、世界三大宗教の一つです。たくさんの宗派があるキリスト教ですが、ここではカトリックとプロテスタントについて紹介します。

カトリックは別名「ローマ・カトリック教会」とも呼ばれ、ローマ法王を中心とする教派です。カトリックの結婚式は、カップルのうち少なくとも一人が信者でなければなりません。式を挙げるにあたり、特別な場合を除いて、カップルの両方が初婚であるのも条件です。自身が普段から通い礼拝している教会で挙式するのが一般的で、神父が式を進行します。また、祭壇には十字にかけられたイエスキリスト像があります。

また、カトリックの結婚式にはミサの儀式、聖餐式、婚姻の儀などが含まれており、通常2.5~4時間と長時間かかるのが特徴です。ドレスや飾りつけなどがメインではなく、あくまでも「聖なる神の前で結婚の契りを誓う」ための儀式なのです。他にも多数のルールがあるカトリックの結婚式ですが、今回はここまで。

一方、プロテスタントの教会では、信者でなくとも挙式することができます。教会を選んだら、指定された礼拝や講習会に通い、牧師の許可を得て挙式します。アメリカには、「普段は教会に通っていないがキリスト教です」という方もいらっしゃるので、そのような方々もプロテスタント系の教会にて式を挙げます。祭壇には十字がかかげられ、基本的にヴァージンロードは白色です。日本でみるチャペル婚は、このプロテスタント様式に似ているようですね。

【イスラム教】

イスラム教はキリスト教に次ぐ約16億人の信者数をもつ世界三大宗教のひとつです。イスラム教の結婚式にはいくつかの種類がありますが、一般的なのは「ニカー」とよばれる結婚式で、通常モスクで行うイスラム法に基づく結婚契約となります。また、イスラム教でも、日本のように戸籍上の夫婦となることは比較的に可能ですが、ニカーには「アラーのもとで結婚生活が許される」という意味を含んだ儀式です。日本で結婚する場合も、必ずモスクでニカーの儀式を行う必要があります。

イスラム教の儀式には、男女を区別して行うものがたくさんあります。これは挙式後の披露宴についても同様で、新郎新婦および招待客は男女別々の披露宴会場に分かれてパーティーを行います。もちろん、男女別の披露宴を選ばないカップルもいますが、女性教徒の服装ルールなどのこともあり、別々で行うことが多いようです。花婿は男性招待客とお祝いし、花嫁は女性招待客とお祝いをします。女性は顔や体を覆うブルカなどを脱ぎ、着飾ったおしゃれな格好で楽しみます。

【ヒンドゥー教】

こちらも世界三大宗教のひとつで、世界に約11億人の信者がいます。ヒンドゥー教の結婚式は、その派手さと期間が長いことで有名で、聞いたことがある人も少なくないと思います。ヒンドゥー教では、結婚式は家族同士の結びつきを祝する人生最大のイベントのひとつと考えられており、たくさんのお金とたくさんの人々とたくさんの儀式が組み込まれます。平均で年収の約4倍をつぎ込むと言われており、準備期間も大変長く、式自体も3日~1週間以上続く結婚式も少なくないようです。しかし、式の期間中ただただ飲み食いしながらどんちゃん騒ぎをしているわけではなく、毎日取り決められた儀式を行っているのです。また、夫婦の婚姻を祝う気持ちさえあれば、招待状やご祝儀を持っていなくとも、正装をしてなくとも、通りすがりでも、勝手に入場してOK&飲食自由というところがおもしろいですよね。ちなみに最近ではすっかり流行となったヘナタトゥーもインドの結婚式からきています。

【ユダヤ教】

世界最古の宗教といわれるユダヤ教の結婚式は、ラビとよばれる最高指導者が執り行います。他の宗教同様、日本人にとっては馴染みのない儀式もあり、とりわけ象徴的なのは「フッパー(Chuppah)」とよばれる天蓋を使った儀式。神が世界を7日間で創造したという考えになぞらえ、中に新郎が座り祈りを唱えているフッパーの周りを新婦とその母親が7周回ります。また、フッパーの下でラビが「あふれるほどの神の祝福がありますように」と祈りを込めグラスにワインを溢れるほど注ぎ、新郎新婦がワインを飲むと、新郎はグラスを地面に落とし踏みつけて割ります。それが合図となり、厳粛なムードから一転、「おめでとう(Mazel Tov)!」という大歓声とともに盛大なパーティーが始まるのです。

いかがでしたか?世界にはいろいろな結婚式がありますね!^^

私はデビット・ヒギンズと申します。法的文書から一般的文書、その他各書類等を翻訳しております。日本語と英語を始め、中国語、韓国語、インドネシア語、ポルトガル語、スペイン語などの言語も翻訳いたしております。私のオフィスは、沖縄県北谷町にあります。ご質問やご相談の際はお気軽にお問い合わせ下さい。またオフィスへのお立ち寄りも歓迎しておりますが、営業・配達等でオフィスを留守にすることもある為、お越しの際はご連絡からお願い致します

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